症例写真レポート
ウルセラ
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
頬のたるみが気になる、鏡で耳の前を引っ張って頬がリフトアップできればと思う方は多いと思います。フェイスリフトという大きく切る手術は確かに効果があ り勧めることも多くありますが、切らない手術を望む方には、超音波でリフトアップするウルセラがいいと思います。
治療の対象は30歳以上で、頬、目の周囲、首に効果があります。
ウルセラは、気になるたるみ部分の皮膚に超音波をあてる30分程度の施術です。超音波は皮膚の深い部分や浅い部分に作用します。超音波のスポットで数多く 皮下に熱エネルギーを加えることにより、皮下組織は収縮します。その結果として超音波をあてた部分は引きあがり、肌の張りがでます。
超音波をあてた直後にも変化が出ますが、その後も効果が増大し続けて2か月後が最大となっていきます。
写真(1~4)では、直後から頬のしわが少なくなっています。写真(5~7)では、直後にも変化があり、1か月の経過で法令線のしわがさらに薄くなっているのがわかります。
下眼瞼脱脂+ヒアルロン酸
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
いわゆる「クマ」と間違われてしまう下瞼のふくれた感じは、老けて見えたり疲れて見えたりして嫌なものです。
このふくらみは若い方でも時々見られますが、年齢とともに徐々に目立ってくることが特徴です。
脂肪の量が元々が多いことと脂肪を支える支持組織が緩んでくるために、下瞼に凹凸ができることが原因です。
瞼の裏側から脂肪を除去する手術によって改善します。また術後におこる皮膚の弾力低下やたるみを生じさせないために、切除した脂肪の直下にあるくぼみ部分にヒアルロン酸を注入します。
下瞼に注入したヒアルロン酸は、一般的に言われている吸収期間の6ヶ月よりも長いので、手術全体の効果が長期間維持されます。
この手術の利点は、腫れや内出血が非常に少なく、手術中の痛みも非常に軽度で、手術当日から良好な仕上がりが得られることです。
鼻唇溝(法令線)ヒアルロン酸
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
鼻唇溝(法令線)のしわの治療にはいくつかの方法がありますが、最もお勧めできる方法はヒアルロン酸の注入です。永久的に残るものはありませんかと聞かれ ますが、確かに6ヶ月から1年でヒアルロン酸は吸収されてしまいます。しかし安全性から考えるとヒアルロン酸を選択するのが最も良いでしょう。完全にしわ を消すことはできませんが、かなりの満足度があります。
ヒアルロン酸の注入では、この症例のようにほとんど腫れないのでその日から人に会うことも可能です。