症例写真レポート
眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
コンタクトレンズ特にハードコンタクトで眼瞼下垂を生じることはよく知られるようになりました。コンタクトの使用といった日常生活で生じた眼瞼下垂は、先天性(生まれつき)の眼瞼下垂とは手術方法が異なり、瞼の皮膚を切開して行います。個人差はありますが、1か月ほどすれば見た目にもかなり自然な状態となります。
眼瞼下垂にはいくつかの手術方法があり、手術方法によって腫れや内出血も異なります。一般的には腫れは1週間でかなりひいてきます。内出血は必ず出ますが、1週間もすればメイクで隠せるくらいのことが多いと思います。
眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
眼瞼下垂の手術で、トロンとした眠そうな目が目力のあるパッチりとした目に変わります。目の開きが大きくなると二重のラインが奥に引き込まれるので、二重の幅が狭くなります。そのことを想定して、二重のライン幅を再設定していきます。術後には、眉毛が下がったり、肩こりが改善したりすることもあります。
眼瞼下垂の手術の欠点として、瞼の状態によっては手術後に厚ぼったく見えたり、兎眼(目が閉じにくくなって薄目が開く)することがありますが、手術の前に診断をしてこれらの合併症をできる限り回避するような手術方法を選択することも重要となります。