症例写真レポート
刺青レーザー後の色素沈着
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
刺青のレーザー治療後の皮膚は茶色に変化しやすいので、絵柄がわかってしまいます。
中央の写真では青が取れていますが、茶色の色素沈着を生じているため絵柄がまだ残っています。刺青のレーザー治療ではこの茶色の色素沈着をいかにとるかがポイントとなります。
本症例では、色素沈着の治療に別のレーザーと軟膏治療とを行い合計5回のレーザー終了の段階で刺青がほとんど目立たなくなっています。
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施術料金
Qスイッチレーザー 手のひらサイズ 1回3万円 (税別)
※術前検査(採血) 別途 1万2000円(税別)
刺青(タトゥー)のレーザー治療
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
青色や黒色の刺青はレーザーには反応しやすいことはよく知られています。
浅く入れた刺青ほど除去しやすい
薄く入れた刺青ほど除去しやすい
青や黒の刺青でもレーザーを反射してまれにあまり反応しないことがあります
レーザー治療では、まず数回治療を受けてみて、どのくらいの治療期間かを推察することが良いでしょう
この症例ではまだ治療期間中ですが、3回の治療でかなり薄くなっています
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施術料金
Qスイッチレーザー 手のひらサイズ 1回3万円 (税別)
※術前検査(採血) 別途 1万円(税別)
刺青除去(切縫)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
刺青・タトゥーをレーザーで完全に消せない場合には手術が適応となります。手術の中で最も傷跡が目立たない方法は、本症例のように刺青の皮膚切除手術を数回繰り返す方法です。この切縫の手術はある程度大きい刺青に対しても行えますが、刺青の入っている部位やその大きさ、また皮膚の伸び具合によっては完全に刺青を取り除くことができない場合もあります。
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施術料金
1回目手術 378,000 円
2回目手術 283,500円
刺青除去(植皮)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
見える部位にある刺青・タトゥーを一日で取る手術方法の1つに植皮という手術があります。見える部位ならばできるだけ目立たないように除去したいと思うのは当然のことです。
この症例では周囲を少しぼかしながら刺青を切除しているので、正常皮膚と傷跡との境目がわかりにくくなっています。3ヶ月から半年までは傷の赤みが気になりますが、1年ほどで赤みは目立たなくなっていきます。
刺青除去(削皮+レーザー)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
刺青に対してレーザー治療を希望される方が多く、確かに症例によっては刺青はレーザーでほとんどわからなくなるまで消える場合もあります。但し一般的には、プロの彫師が入れた刺青はかなり深く、最終的に絵柄が残ってしまうことも多々あります。
一回の手術で確実に刺青を消すためには、この症例のように、皮膚を削り取る手術にレーザーを組み合わせて行う治療もひとつの選択肢です。
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施術料金
刺青除去(削皮+レーザー) 35 万円(税別)~