症例写真レポート
額に張りを出す~ボトックスを使わずに~
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
加齢とともに私たちの皮膚のコラーゲンは減少して、小じわが増えて張りがなくなっていきます。
自分自身のコラーゲンを増やす方法が、ジュベルックボリュームによる注射です。
ジュベルックボリュームで額の小じわを改善させ、張りを出すことができます。
平均合計3回の注射で効果が得られます。
ボトックスとの決定的な違いは、
1眉が下がったり、瞼が重くなったりすることがない
2自分自身のコラーゲンが増える治療なので、長い持続効果がある
3額全範囲の自然な仕上がり
鼻下短縮術(筋肉も含めて修正)
鼻の下が長い状態を改善させる手術が鼻下短縮術ですが、手術後に最も気なることはやはり傷跡ではないでしょうか。
単に皮膚を取るだけの手術は短時間でできる比較的容易な手術方法ですが、下記のような欠点が挙げられます。
1 傷跡: 傷跡の場所、盛り上がった傷、赤み
2 完全には戻らないものの、3年~5年にかけて後戻りしていく
3 笑った時の小鼻の外側の盛り上がり
当院ではこれらの欠点を最小にするために、鼻の周囲の筋肉を含めて修正する手術方法をお勧めしています。
見た目は3か月で完成形となりますが、欠点が全くないわけではなく鼻の下の感覚がもとに近い状態になるまでに半年は最低かかります。
ただし筋肉部分を含めて手術を行った方が全体としての仕上がりは明らかに完成度が高い手術となります。
下顎の脂肪吸引
医療機器による脂肪溶解は確かに有用な痩身の施術方法の一つです。あまり痛くなく翌日から通常の生活が可能ということが最大の利点です。
しかし確実に最大の効果を出したいのであれば、脂肪吸引以外の施術は期待外れになると思います。
皆さんにカウンセリングで話していることですが、脂肪吸引は何回も続けて行った痩身医療機器の最終結果の何倍もの効果が期待できます。
頬骨骨切り+頬骨削り
一般的には男性と女性の輪郭の特徴は、男性の場合角ばった印象なのに対して、女性は卵型で丸みを帯びていることです。
術前の写真では、この女性の方は頬骨が出ているので輪郭が角ばって見えます。
正面から見ると頬骨が出っ張っており、その分余計に頬骨下方のくぼみが目立ちます。
斜め方から見ると頬骨から下の部分全体にシャドーを入れたような影がわかります。
術後の写真では、全体的に輪郭の角ばりが取れ、自然に丸みを帯びた形になっているのが確認できます。
ワキの黒ずみ
洋服でこすれた色素沈着やワキの黒ずみはレーザートーニングで改善できます。
肌の部分的な黒ずみの原因
(1)わずかな摩擦でも、刺激を繰り返すこと(ワキやビキニライン)
(2)肌荒れによる炎症
(3)体質
肌の黒ずみの原因は体質的な素因があり、そこに擦れるという刺激が繰り返し加わることによって生じます。
肌の黒ずみは、半年以上経過して変化なければその後時間経過を待っても大きな変化はないと考えられます。
治療方法
レーザートーニング
肌に優しいレーザー治療を繰り返して照射していきます。少しずつですが着実に、茶色の色を皮膚を表面から深部にかけて薄くしていく治療方法です。
治療期間・治療経過
平均3か月~5か月
毎週または2週ごとに通院の必要があります。
まず皮膚の浅い部分の色素が薄くなっていきます。浅い部分の皮膚が正常になれば、レーザーは浅い皮膚をすり抜けてより深部へと到達します。