症例写真レポート
鼻先を自然にすっきり
[古屋院長のワンポイントアドバイス]
鼻先が大きい場合には大きく2つに分かれます
1、肉厚のいわゆるダンゴ鼻(後日症例で報告)
2、肉厚でなく全体的に鼻先が大きい鼻(本症例)
この症例のように鼻先があまり肉厚でない場合には、
軟骨を中央に寄せて縫合する鼻尖縮小術と、耳介軟骨移植によって
鼻先を自然にスッキリとさせることが可能です。
隆鼻術は行っていませんが、鼻筋も通って見えます。
刺青(タトゥー)のレーザー治療
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
青色や黒色の刺青はレーザーには反応しやすいことはよく知られています。
浅く入れた刺青ほど除去しやすい
薄く入れた刺青ほど除去しやすい
青や黒の刺青でもレーザーを反射してまれにあまり反応しないことがあります
レーザー治療では、まず数回治療を受けてみて、どのくらいの治療期間かを推察することが良いでしょう
この症例ではまだ治療期間中ですが、3回の治療でかなり薄くなっています
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施術料金
Qスイッチレーザー 手のひらサイズ 1回3万円 (税別)
※術前検査(採血) 別途 1万円(税別)
レーザーで目立たなくできる黒子
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
どのような黒子がレーザーで治療しやすいのかについて説明します
一言で言うと、多少大きくても盛り上がっている黒子です!
盛り上がっているということは、外方向に増殖するので黒子は浅いことが多いのです
取った後の黒子の傷も浅いので、傷もあまり目立ちません
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施術料金
炭酸ガスレーザー 5万円 (税別)(大きさによります)
※術前検査(採血) 別途 1.2万円(税別)
頬骨削り+頬の脂肪吸引
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
頬骨が出っ張っている原因は、通常は頬骨の突出です。またそれ以外の原因として頬骨の直上の脂肪が多くあるために、頬骨の突出がより強調されていることがあります。その場合には、頬骨削りと同時に頬骨直上の脂肪も除去しないと十分な効果を出すことができません。
この症例では、頬骨削りの手術で、頬骨のアーチ(頬骨の外側)部分の変化と頬骨体部(頬骨の斜め前方)との両方の変化を出しています。それと同時に頬の脂肪吸引では、頬骨に一致した部分を中心に頬のボリュームダウンを図っています。
手術を受けられる方にとって最も気になることは手術後の腫れと内出血です。頬骨削りに合わせて脂肪吸引を同時に行う必要がある方の場合には、確かにしっかりとした輪郭の変化がありますが、手術後にはかなり強い腫れと内出血とが顔全体に出てしまいます。1~2週間の休みは最低必要なので、時間的余裕をもってあらかじめ準備して頂ければと思います。
マストペクシー 乳房つり上げ術
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
授乳後下垂した乳房をつり上げる方法がマストペクシーです。
皮膚に残る傷跡から手術方法を当院では3つに分類しています。
(1)乳輪周囲の傷(ラウンドブロック法)
(2)乳輪周囲およびその下方に続く逆T字型の傷(マッキソック法)
(3)乳輪周囲およびその下方に続く縦の傷(バーティカル法)
(1)のラウンドブロック法は、傷は乳輪の周りだけで済みますが、手術後の乳房の形態は、(2)や(3)の手術の結果にはとても及びません。
つり上げる距離が3cm未満の軽度の下垂に限り(1)のラウンドブロック法で手術を行うことが可能です。それ以外の症例では、切開線が乳輪の下方に続く(2)や(3)の手術方法をお勧めしています。
どのような手術方法を選択するかは、傷の長さや下垂の程度だけではなく、手術後の仕上がり具合も考慮したうえで総合的に判断して決定します。
この症例では、下垂の程度が強いこと、傷をできるだけ目立ちにくくすることを考慮してバーティカル法で手術を行いました。また授乳後にバストのボリュームが不足していたので、プロジェクション(乳房の前方への張り出し)を出す手技を手術に加えました。
傷には個人差がありますが比較的目立たず、手術によってきれいな乳房になっているのがわかると思います。