症例写真レポート
眉毛リフト+コメカミリフト(内視鏡による手術)
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
二重の幅を広げる方法の1つとして眉毛リフトがあります。目尻外側のたるみが強い方にはコメカミリフトを同時に行うこともあります。
二重幅を広げることは、もちろん二重の切開法でも可能です。しかし、眉毛リフトと二重の手術との仕上がりの差には数多くのことがあげられますが、決定的な違いはナチュラルな二重のラインが得られることです。
眉毛リフトの手術は、簡単には以下のような状態の方に対して行います。
①加齢によって二重が狭くなり目尻の垂れ下がりも出てきた場合
②切開法で希望の二重をつくると厚ぼったい二重になってしまう場合
③年齢にかかわらず、眉毛の下の皮膚が下がっていることが原因で厚ぼったい目に見えている場合
内視鏡で行う眉毛リフトは髪の毛の中の小さな切開で行うので、従来の手術を比べて大きな腫れの期間は短く1週間くらいです。上瞼から下瞼にかけての内出血は出ますがメイクで隠せます。
眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
コンタクトレンズ特にハードコンタクトで眼瞼下垂を生じることはよく知られるようになりました。コンタクトの使用といった日常生活で生じた眼瞼下垂は、先天性(生まれつき)の眼瞼下垂とは手術方法が異なり、瞼の皮膚を切開して行います。個人差はありますが、1か月ほどすれば見た目にもかなり自然な状態となります。
眼瞼下垂にはいくつかの手術方法があり、手術方法によって腫れや内出血も異なります。一般的には腫れは1週間でかなりひいてきます。内出血は必ず出ますが、1週間もすればメイクで隠せるくらいのことが多いと思います。
下眼瞼脱脂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
20~30歳代くらいの方で下眼瞼の「疲れて見える印象」や「老けて見える印象」は皮膚を切らない下眼瞼脱脂とヒアルロン酸のの注入で以前のような若い印象となります。大きなたるみがないので、手術当日から下眼瞼はほとんど凹凸のない若々しい仕上がりとなります。下眼瞼に注入するヒアルロン酸は非常に吸収が遅いことが特徴です。個人差はありますが当院での術後にヒアルロン酸の注入など何もせずにに数年経過しても、手術前よりも若い状態が保たれます。
結膜側からの手術では、腫れは非常に少なく翌日から仕事に出られる方も多くありますが、個人差もあるので念のために数日の休みの期間を考えた方が安心です。
下眼瞼脱脂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
下眼瞼の凹凸は老けて見える印象となりますが、数日程度の休みで非常に改善させることができます。皮膚を切らないことがこの手術の一番の利点で、腫れが最小となる手術方法です。
腫れや内出血は個人差はありますが平均数日です。
欠点として皮膚のたるみが強い方では脂肪を多くとるほどたるみを生じるので、今までに気にならなかった小皺が目立つこともあります。しかしこの症例のように全体としてみれば手術前と比べて明らかな改善が見られています。
眼瞼下垂
[ 院長古屋のワンポイントアドバイス ]
眼瞼下垂の手術で、トロンとした眠そうな目が目力のあるパッチりとした目に変わります。目の開きが大きくなると二重のラインが奥に引き込まれるので、二重の幅が狭くなります。そのことを想定して、二重のライン幅を再設定していきます。術後には、眉毛が下がったり、肩こりが改善したりすることもあります。
眼瞼下垂の手術の欠点として、瞼の状態によっては手術後に厚ぼったく見えたり、兎眼(目が閉じにくくなって薄目が開く)することがありますが、手術の前に診断をしてこれらの合併症をできる限り回避するような手術方法を選択することも重要となります。